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プロフェッショナル対談

プロの技術でお客様を魅了する??野球と外構づくり、エンターテイナーとしての共通点。

プロの技術でお客様を魅了する??
野球と外構づくり、エンターテイナーとしての共通点。

プロ野球・広島東洋カープ、読売ジャイアンツで投手として活躍した川口和久氏。
今回はフロンティア建設・代表取締役の森雅春と「お客様を魅了する仕事」という観点から、
分野は違えどもお互いプロフェッショナルとして大切にしてきたポリシーについて語り合ってもらいました。

何をするにでも、「軸」となる武器があるのは強いですよね。

強みを活かせる分野に集中
スペシャリストの仕事が高い満足を生む

川口:フロンティア建設さんは「外構のスペシャリスト」というキャッチフレーズを掲げられていますが、具体的にはどんなお仕事をする会社なのですか。

森:私たちは建物を造るという仕事の中でも、とくに門扉やアプローチ、庭、テラス、植栽、フェンスなどのエクステリア、つまり外構部分をトータルにコーディネイトする専門の会社です。年間におよそ外構1,000棟 タイル工事1,000棟の施工実績があり、東京、神奈川全域および埼玉南部を中心に営業を行っています。

川口:例えば新築で家を建てる場合、外構も含めて住宅メーカーが施工をするものと思っていましたが、御社のように外構の部分を専門に手掛ける会社さんもあるのですね。

森:もちろん住宅メーカーさんからのご依頼で新築工事一環として外構プランニングと施工を請け負うこともありますが、お客様によっては建物本体の工事とは別に、専門業者である私たちに外構部分を任せていただく方もいます。またリフォームの際に外構の見直しをされる方も少なくありません。やはり「餅は餅屋」ですから、外構のことに関してはスペシャリストとして豊富な知識と実績がある私たちにお任せいただければ、品質面・コスト面ともにご満足いただけるものに仕上がると思います。

川口:私が身を置いてきた野球界も、ピッチャーがいてキャッチャーがいて、それをバックで支える野手がいる。ピッチャーの中でも「先発」がいて「中継ぎ」がいて「抑え」がいる。そんな分業の世界ですから、それぞれのプロフェッショナルが得意分野に特化して仕事をすることの利点に関しては共感できるところです。ところで、そもそも森社長が「外構」という部分に焦点を絞って仕事をしようと決めたきっかけはどんなものだったのですか。

森:弊社は『森タイル工業』というタイル工事店から始めた会社です。もともとキッチンや浴室での利用が多かったタイルですが、90年代後半からヨーロッパの邸宅に見られるような明るい色彩のタイルを使ったアプローチを採用する建築が増えてきました。そこで弊社もタイルという得意分野を活かして活動領域の拡大を図った訳です。今ではシンプルモダン、ナチュラル、エレガント、洋風・和風と様々なテイストの外構を造りあげることができますが、やはり中でもタイルを使った提案を得意としています。

川口:なるほど。御社が手掛けたエクステリアが鮮やかで、ひと味違った仕上がりに感じられるのは、タイルという強みを活かした演出ができるからなのですね。私もカーブやスライダーという変化球も駆使していましたが、それ以上に速球という自信を持った球があったからこそプロで長くプレーできた。やはり何をするにでも、「軸」となる武器があるのは強いですよね。

いかに永く愛され、飽きられないエクステリアにするかが私たちの腕の見せ所です。

一瞬のプレーで魅せる野球と
半永久的な魅力が要求されるエクステリアの違い

川口:外構は建物の顔ともいうべき存在というか、前に立ったときに最初に目に付く場所ですよね。建物づくりの中でも重要なパートをプロデュースすることに、責任ややり甲斐を感じるのではないですか。

森:そうですね。外構全体のデザインはもちろんのこと、使用する素材、ポストや照明器具などの小物のチョイスで、様々なテイストに仕上げることができます。また使用する植栽の種類やライティングなどで、季節や昼・夜で別の表情を演出することだって可能です。
そういった意味で、エクステリアというのは建築物全体において一番エンターテインメント性が高い分野かもしれませんね。それだけプロとして腕が問われる仕事だと思いますし、もちろん社員一同、日々責任とやり甲斐を感じて業務に励んでいます。

川口:プロ野球も“スポーツ”という勝負の場でありながら、「お客様にプレーを魅せる」という“エンターテインメント”でもあります。鍛え上げたプロフェッショナルとしての技でお客様に喜んでもらうという点では、御社のお仕事と共通しているかもしれませんね。
ただ決定的に違うのは、野球は一瞬一瞬のプレーでお客様を魅了しますが、「建物」という今後長い時間存在していくもので魅了するといいますか、魅了し続けなければならないのが御社のお仕事ですよね。そこに難しさがあるのではないでしょうか。

森:おっしゃる通りです。住む人にいかに永く愛され、飽きられないエクステリアにするかというのも、私たちの腕の見せ所でもあります。そのためにはプロとしての提案力もさることながら、お客様の好みや理想のイメージをうまく引き出し、それをカタチにするコミュニケーション力も要求されます。

川口:野球の場合には「お客様にプレーを見せる」という、グラウンドから客席へのベクトルになりますが、御社のお仕事ではお客様との双方向のコミュニケーションを通じて魅力的なエクステリアを造るという側面が強いのですね。

森:そうです。そのために弊社では、お客様とのお打ち合せの段階から完成が想像しやすいイメージパースを用いた提案をしています。これはお客様のご希望と私たちのプランに食い違いがないようにするための一つの対策です。 そして何もよりも、お客様のお話を親身になって伺い、お客様のご意見を大切にすることに社員全員が力を注いでいます。そのなかから生まれたアイデアやデザインであればお客様に喜んでもらえるものになるでしょうし、そこに私たちのプロとしての提案を付加していくことで、お客様のご期待を超えるようなエクステリアが完成すると思うからです。

川口:プロフェッショナルとして、素晴らしいお考えだと思います。お客様との信頼関係を築き上げることで、いつまでも魅力的で愛されるエクステリアが誕生するのですね。
今日は興味深いお話が聞けて本当に嬉しかったです。どうもありがとうございました。

対談を終えて

野球とエクステリア??まったく異なる分野ではありますが、その世界でお客様からプロとしての最高のパフォーマンスが要求されることは同じです。そのためには自分の特性を知り、技を磨き、つねにお客様の期待に応えることが大切。スポーツ界とビジネス界で厳しい競争を続けてきた私と森社長だからこそ共感できる、忘れてはならないポリシーを再確認できた対談でした。

プロフィール 川口 和久(かわぐち かずひさ)
元プロ野球選手(投手)、野球解説者。1980年、ドラフト1位で広島東洋カープに入団。1991年には日本シリーズ敢闘賞に選ばれる活躍をみせ、その後1995年に読売ジャイアンツに移籍。1998年シーズンをもって現役引退。2011年から2014年は読売ジャイアンツ投手総合コーチを務めた。現在テレビ・ラジオ等で野球解説者として活躍中。18年間の通算成績は139勝135負4セーブ。

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